【水辺の安全講習会の開催報告】

こんにちは。白石店カヌー売場藤田です。
6月13日(日)に「水辺の安全講習会」を開催しましたので報告させていただきます。

講師には、日本で唯一、ウォーターレスキューのRESCUE3JAPANと野外救急法のMFA JAPANやWMA JAPANインストラクターの新野和也氏をお迎えして、水辺の危険なところを動画を使いながら説明をしていただきました。

水がなぜ危ないのか?
水と流れ(動水圧)があるだけで危険なところに変わります。
水の危険性は、息ができなくなる。濡れると体が冷える。
動水圧は水に押される力のことです。動水圧が強いと人間には手に負えません。
普段何気に見ている川も、何が危険なのか知ってしまうと怖く感じてしまいますが、
危険予測と装備を整えるだけで、安全度は上がり楽しい遊び場になります。
もし、仲間が川に流された場合。レスキューロープ(スローバッグ)で救助を行います。
レスキューする時に大事なことは「レスキューする人間に安全が確保できていること」です。
そして、ロープを投げるときは、漂流者がロープを投げる人の存在に気づいていること。
漂流者は、川に流されたらすぐに「フローティングポジション」をとります。決して、立とうとしないこと!
川底の障害物などに足が引っ掛かると、動水圧を受けて水面下に沈み、致命的なトラブルにつながる可能性があります。
このような状態を「フット・エントラップメント」と呼びます。
フローティングポジションとは、足を下流に向け、仰向けに流されるのが基本。両手を動かしながら姿勢を保ち、岩などがあれば蹴って回避します。両手を上にあげると沈んでしまいますので、落ち着いて行動しましょう。
新野氏は、野外救急法のインストラクターですので、CPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動機)を使用した
CPRの練習もみなさんに行っていただきました。まずは、呼吸が無い方、心臓が止まっているのかを確認するのに
脈を確認しています。首にある大動脈を触って脈をペアで確認し合いました。
基本のCPRです。
溺水者の場合は、呼気吹込み2回から始めます。
まずは、酸素を送り込んでから胸骨圧迫を行います。とても大事です。
AEDを使用したCPRを行っています。
ひとりが、CPRを行い、もう一人がAEDのアナウンスに従って作業をしています。
AEDは、蓋をあけると電源の入る物、スイッチを押して電源の入る物があるそうです。
水辺では、なかなか手に入らないけれど、使用できるなら体が濡れていた場合、タオルでふき取ってからパッドを貼り使用します。石がゴロゴロしているとこでは、移動できそうなら平らのところで行うのが望ましいですが、できない場合は大きな岩を取り除いて行いましょう。
時には「電気ショックは必要ありません」や「ショック不要です」というアナウンスがあるそうですが、
心臓の状態によっては、電気ショックが効果的ではない、あるいは逆に危険だからです。
しかし、意識がない、呼吸もない場合はどうしましょう。
その時、AEDのパッドは外さないで胸骨圧迫を続けます。AEDのパッドを外すのは医療従事者です。
またAEDは一定時間ごとに心電図による解析が行われます。
必要になれば「ショックが必要です」と判断することもあります。
今回は、貴重な経験をさせていただきました。
CPRは、繰り返し行うことで身につきますので、アウトドアで楽しまれている方は、3年に1回は講習を受けることをおすすめします。消防や赤十字、MFAJAPANやWMAJAPANなどさまざまな団体で行われています。
安全なグローブの脱ぎ方をお伝えします。
誰かの救助に行く時には、必ずビニール手袋を装着してください。
グローブをつけるとこで、清潔というこのと感染症を防ぐ意味があるからです。
グローブについた血を触らないように安全にグローブを脱ぎます。
①グローブの内側に指を入れて片側のグローブを脱ぎます。
②片側のグローブで脱いだグローブを握りこみます。
③また内側に指を入れてグローブを脱ぎ握りこんだグローブと一緒に脱ぎます。
みなさんには血のり(演劇用のインク)をつけてもらって、グローブを脱いでもらいました。
手に血のりついていたらアウトです!
全員、無事にグローブを脱ぐことができました。
2時間半の長丁場の講習でしたが、みなさんお疲れ様でした。
これからも安全に水辺を楽しんでくださいね。

ご参加いただきありがとうございました。