今年のカミホロは雪少なめでハイマツがいまだ顔をだしており
正面壁へのアプローチに4時間かかったとの報告が入ってます。
道内各地のスキー場もオープンしているようですが
皆さま冬山の準備は整いましたでしょうか!?
そして夏山で酷使したギアたちのメンテナンスはしっかりとされたでしょうか??
という事で今回は登山靴のメンテナンス方法をご紹介させて頂きます。
登山靴といってもいろいろなものがありますが…

今回は私が愛用しているドロミテウラリ(ヌバック革)で
手順などをお教えしていこうと思います、一石二鳥ですねヘヘ
まずはシューレースを外しブラシを使って靴についたドロやジャリを水洗いしていきます
力まず撫でる感じで~~~~~

次にクリーナーを使って洗い上げます、今回はニクワックスのクリーナーを使用



ソールは真鍮製のブラシで石などを掻き出します

中もクリーナーを使って小さいブラシで洗います

よ~く濯いだならタオルで水分をとっていきます

綺麗になったらコロニルのBIWAXスプレー(栄養50%防水50%)等の保革剤で革に栄養をたっぷりとしみこませましょう


スプレーが均等になるようブラッシングします

次にコロニルWAX PROOF等の撥水剤で撥水加工していきます、たっぷりスプレーしましょう

これで水仕事は完了!

乾燥させるための準備に入ります、靴の中に新聞紙などを詰めます

風通しの良い日陰で乾燥させましょう、屋内の棚やタンスの上がいいですね、ストーブの熱をあてるのはNG

48時間陰干ししたらブラッシングします

シューレースを通してメンテナンスは完了です!!!(そのまま保管の際はシューレースは通さずです)
ファブリック製の靴の場合は洗浄した後に撥水スプレーをかけて乾燥させ完了になります

フルグレインレザー(銀面革)の場合は撥水加工のかわりに
ワックスを塗って磨きあげると防水効果はもちろん、キズが付きにくくなったり保革効果も強力ですよ!
ちなみにヌバックやスエードにも使えますがその特有の風合いは無くなりますので
自己責任でご使用くださいませ~
その他いろいろな靴にお使い頂けるシューケア商品を取り揃えておりますので
是非この機会に秀岳荘においで頂き実際に見て聞いてお選びいただくといいかと!

※そして保管の際は靴の中に乾燥剤や新聞紙などを入れて風通しの良い日陰でお願いします。
間違っても箱につめて物置や靴棚やタンスや押入れなどにはしまい込まないでください!
湿気がたまり靴の劣化を著しく早めることになり兼ねませんのでご注意を‼
その他わからないことがあれば店頭でお尋ねくだされ~~~
登山フロア おかだでした