「SUMMIT SERIES」が今年で25周年
より高みを目指し、進化を続ける最新モデル紹介

THE NORTH FACEのパフォーマンス領域における最高峰ラインである「SUMMITシリーズ」が、2000年に誕生して今年で25周年を迎えました。
SUMMITシリーズの1番の特徴であるアスリートとの共同開発は今も変わらず、革新的な技術・最適な素材とアスリートの声が集まって、一つの製品を形作っています。
多くのアスリートが愛用し、すでに完成の域に達したと思われたプロダクトでさえも、より機能的なマテリアルを探求し、改良・変更を続けてきました。


進化することを恐れず、常に最高のパフォーマンスを求めるアスリートの為に。SUMMITシリーズは、今なお、進化をやめていません。

今回はSUMMITシリーズの根幹「SUMMIT CLIMB」の製品をピックアップして紹介します。

「Ascent Peak Jacket」


湿雪の多い地域や縦走での防護性を求める雪山登山を想定した、GORE-TEX Pro 70D採用のハードシェルジャケット。アルパインシェルとしては珍しいスタンダードフィットに仕上げることで、日帰りや山小屋泊のエントリーから雪中泊を伴うマルチデイの登攀まで幅広く活用できる仕様に仕上がりました。スタンダードフィット聞くと登攀時のもたつきが気になりる部分ですが、袖付けを立体的にすることで腕周りの余計な生地を減らしスムーズな腕上げを実現したことで動きのもたつきはありません。

「Ascent Peak Pants」

取り外し可能なサスペンダーやスキーブーツにも対応可能な裾など、あらゆるシーンに対応可能なハードシェルパンツ。エッジの効いたアイテムが多いSUMIITシリーズの中では逆に異彩を放つ汎用性の高さが魅力。

「Ascent Peak Cloud Down Hoodie」

表地は引き裂き強度の高いスペクトラリップストップ。裏地にはチタンコーティングを施すことで輻射熱による保温性の向上させています。中綿には900FPの撥水ダウンを封入することで、最高レベルのロフトと携帯性を過酷な環境下でも損なうことなく発揮します。裏地のチタンコーティングが電子機器に及ぼす影響のテストを行うなど、最新の素材と作り手のこだわりが「SUMIITシリーズ」を体現するビレイジャケットを完成させました。ジッパー裏のフラップにまでDOWNとチタンコーティングを施すほど本気です。

「Ascent Peak Cloud Down Pant」

商品名のCloudDownの由来はTNF独自技術のクラウドバッフル構造にあります。DOWNの最大の難点は偏りや縫製箇所によってコールドスポットが生まれてしまうことであり、フィルパワーが高ければ高いほど重力による偏りに弱いのは悲しい現実。独自のクラウドバ.ッフル構造は、縫製を入れる場所とバッフルの配置を組みわせる事でダウンの偏りを限りなく抑えられています。

「Sheerice Jacket」

昨年までは上腕からフードにかけてを70D・ボディ部分に30DのGORE-TEX Proを使用したHYBRIDモデルでしたが、今シーズンからは40DのGORE-TEX Proを全体使用にマイナーチェンジ。ロープや岩などからの擦れ負けないように70Dだった部分にはビーズプリントを施すことで、従来品と同等の強度を保ちながら約10%の軽量化を実現。重量としてはたった50gほどの違いですが、最大の特徴である腕上げのしやすさをさらに際立たせています。

「Sheerice Bib」

Sheericeファン=Sheerice Bibファンと言っても良いのでは?というくらいの人気を誇るSheerice Bib。胸まで覆うタイプのビブパンツは、アルパイン系のハードシェルパンツとしてはめずらしいのではないでしょうか。深めのビブに配置された胸ポケットは内側・外側の両方を通気性の高いソフトシェル素材に切り替えることで、ポケット内部の結露を抑えるだけでなく濡らしてしまったインナーグローブなどを乾かすことも可能です。