8月14~15日の2日間で、大雪山の銀泉台登山口から層雲峡を縦走してきました。

1日目:銀泉台→赤岳→小泉岳→緑岳→白雲避難小屋そばでテント泊
2日目:白雲避難小屋→白雲分岐→北海平→北海岳→黒岳石室→黒岳→層雲峡
という2日間の行程です。
まず車を黒岳ロープウェイの駐車場に停め、朝6時発銀泉台行きの
路線バスで登山口へ向かいます。一時間弱程揺られながら到着した頃には
既に多くの登山者が準備をしているところでした。
朝早い時間なので陽もまだ低く、木漏れ日の中を歩くのがとても気持ち良かったです。
ただ、日差しの強まりと共に気温が上がってきました。暑い、、、
早い時間帯は締まるので要注意。
このあたりからしばらくガスに巻かれては晴れ、の繰り返しでしたが
クールダウンが出来るのでこんな暑い日にはちょうどいいかもしれません。
しばらくは白い景色が続いていましたが頂上直下の登りが
終わりかけたところで太陽も顔を出し始めます。
山頂からの景色です。右奥は北海道2番目の高峰、北鎮岳です。
赤岳は山頂が広いのでゆっくり昼食をとりました。
休憩後は小泉岳方面へ向かいます。赤岳~小泉岳や白雲分岐付近は
このように平たい地形になっており、ガスが濃い日などは道迷いに注意が必要です。
しかしここから緑岳を目指すため、眼下にとらえつつ通りすぎます。
1時間もあれば緑岳に着きます。
忠別岳までは見えましたがその先は雲の中。
小休止してすぐに避難小屋へ向かいます。
写真は開けちゃってますが。
避難小屋のそばに雪解け水でできる沢が流れており、
ビールも少し待てばキンキン。
年によりますが8月で枯れることもあるようなので最新の情報を
得てからの準備を心がけましょう。
とても幻想的な景色が広がっていました。トムラウシ、十勝連峰、遠くは日高の山々?
あちらこちらからカメラのシャッター音が聞こえてきます。
空と西日を浴びた雲のグラデーションが言葉では
尽くせない綺麗さでした。
そしてビールを片手に、という贅沢っぷり。
夜中に運転し、結局一睡もしないままテント場までたどり着いたので
いつの間にか(多分9時頃に)寝てしまい、朝5時まで爆睡でした。
稜線まで上がると前日と違い風があります。
とはいえ気温が高いのでそのままTシャツで。
難所は特にないですが、北海岳からの下りは砂礫の道なので
若干滑りやすいです。少しゆっくり歩けば問題ありません。
御鉢から噴出している硫黄の影響でしょうか。
石室に着くと休憩をしている大勢の方でにぎわっていました。
自分は荷物をおろしてすぐに石室の売店に直行。
クーラーボックスにビールやスポーツドリンクなど各種飲料が
近くで取れる雪と一緒に入っているのでとても冷えています。
そしてコーラを一気飲み。
層雲峡までは待てませんでした。
ともあれ、あとは7合目まで下るのみです。
と思いきや、ガスに巻かれ始め、風はぱったりと止んで
ミストサウナ状態でした。最後が一番つらかったです、、、
下山後は朝陽亭でゆっくりとお湯につかってリラックス。
良い景色と好天に恵まれ、楽しい2日間でした。
ウール製品のブランド icebreaker の kinetica ss crew !
肩と背面がメッシュになっているので速乾性の高い
ウールTシャツです。
1日目の行動を終えてすぐに天日に干して
次の日に着た時には臭いも全くなく、ウールの
機能性を実感してきました。
夏場の縦走にピッタリな一着です。
以上、長くなりましたがフィールドレポートでした。
白石店 ウエアコーナー 広瀬























