㊗大雪山系 積雪観測
一気に冬がやってきましたね北海道
お店にも秋冬物が続々入荷中、検品作業に追われもはや9月も終わりが近付いていますが
山コレ9月号!
今回のテーマは
「パタゴニア R1の魅力」
言わずと知れたパタゴニアの名品&大定番アイテムですが、
冬山に思いを馳せる全ての皆様に三度伝えたい
「色々あるけど、やっぱりR1サイコーーーー!!!}
R1の何が良いの?とお思いの貴方、先ずはこの動画をチェック!
癖になるメロディーでR1が残してきた伝説を紹介してくれる1曲です。
R1シリーズは今年で20周年、
1つのアイテムが20年間も愛され続ける訳を今回は徹底解剖しちゃいます!
R1の秀逸ポイント①
「実はベースレイヤー!?」
中間着や行動着としてインナーの上に羽織られることが多いR1ですが、
フリースとしての機能は言わずもがな
ベースレイヤーとしても機能も隠し持っているのです!
R1に使われているのは「ポーラテック パワーグリッド(パワードライ)」
という吸汗速乾性に優れたベースレイヤー用の生地なんです
以下パワーグリッド(ベースレイヤー)の一例


この生地をベースにグリッドの大きさや起毛部分の厚みなどを調節したものが
R1シリーズに使われています
じゃあ素肌に着るもなの!?
と思ったあなた、申し訳ありません
これをフリースとして使うからすごいんです!
フリース素材の主な原料である化学繊維(ポリエステル等)
実は吸水性がありません。
べースレイヤーなどの吸汗速乾インナーは繊維に吸汗加工を施すことで水を吸い上げ
表面的に保水することによって乾燥(速乾)を促しています
よって一般的なフリースに吸汗性は無く、インナーの吸汗処理を手伝う事は出来ません。
ベースレイヤーのキャパシティーを超える汗をかいた場合、
肌とインナーの間に吸いきれない汗が溜まり
汗冷えや疲労感の原因になりますが、
吸汗性のあるフリースを着用するとベースレイヤーから汗を吸い上げ、
キャパオーバーを防いでくれます!
控えめにいってサイコーです。
勿論、ベースレイヤーとして肌に直接着用しても大丈夫!
真冬はR1直着用でハイクアップするR1フリークもほんとにいるんです(笑)
R1秀逸ポイント②
「このグリッドが大好き」
グリッド構造のフリースが行動着の主流になりつつある最近では、
各ブランドから多様なグリッドフリースが発売
多種多様な特徴をもったグリッドフリースが生まれていますが、
なぜR1なのかその答えがこのグリッドです。

(ちょっと分かりづらいですが、スミマセン)
R1のグリッドは比較的大きめ、グリッド線も深めにとってあり
透かすと向こう側がはっきり見えます

グリッドの大きさや厚み、ラインの深さの違いは、
保温性や通気性などグリッドフリースに様々な特徴を生み出しますが、
このバランスがR1最大のポイント!
グリッドフリースの特徴と言えば通気性、
アクティブシーンを想定したアイテムが多く使用できるシーンが限られてしまいます。
一方、R1は保温も出来て通気性もある完璧なバランスなんです!(ほんとです!)
春の残雪期は行動着、夏のテン泊には保温着
秋の紅葉登山は行動着兼保温着、冬のバックカントリーは中間着(ベースレイヤーでも)
一年間365日使い続けられる、これ1つで何でも出来ちゃうのがR1最大の魅力!
(頭のR1ソングも同じこと言ってたかも、、、)
このブログを書きながら思いました
やっぱりR1スゲー、
いかがでしたでしょうか、山コレ9月号
「パタゴニア R1の魅力」
R1欲しくなってきたのでは?
まだまだR1に魅力はこれだけではありません、あんなところやこんなところもありますが、
気になる方は実物をチェックです!
長くなりましたが
以上山コレ9月号でした!