札幌もぐっと冷え込みが強くなり、冬がすぐそこまで来ているような雰囲気ですね。
自分はつい先日空沼岳の標高約1000m地点であられに降られました。
来るパウダーシーズンに胸が高鳴ります

初めは晴れていてもころころと天気が変わる日も多い晩秋のこの時期。
今月はそんな難しい日でもウエアの着脱の回数を減らしてくれる、
アクティブインサレーションをご紹介いたします。
アクティブインサレーションは「保温行動着」と訳す事が出来ますが、どういったものなのか。


見た目・触った感触は薄手の中綿ジャケットですが、
構造上あえて通気性を持たせることにより
中綿を使用しつつも行動中でも着られるようにデザインされています。
寒い時期のアクティビティにおいて、
行動着として今後フリースに代わって主流になり得るウエアです。
「アクティブ」と名の付く通り、生地にストレッチ性を持たせているものが多く、
着心地はフリースのようでありながらも化繊綿素材を使う事により、
フリースと従来の中綿ウエアのハイブリッド、いいとこどりウエアと言えます。
中綿素材と言えば濡れても保温性能がおちにくい化繊が使われているので、
汗や不意の雨で濡れることになっても、扱いに神経質になることはありません。
また、寒い時期の行動着として主流である
フリースと比べ、収納サイズも抑える事が出来るなどの(同等の保温性の場合)
特徴もあるので夏は休憩中の保温着としても活躍します。
フリースの様にも見えるこの中綿、Octaを用いています。
ところが、表地と裏地は通気性を持たせているのでオーバーヒートしにくい、
それ故、中綿ウエアでありながら積極的に行動中に着られるというわけです。
ノースフェイスのVENTRIXシリーズはこれまで中綿ウエアに採用されることもあった
シート状になった綿にスリット(切り込み)を入れることで、
行動中はスリットが開いて通気性を高め、休憩中はスリットが閉じ熱を逃がしにくくなります。
まさに呼吸をするように状況に合わせて対応してくれるジャケットです。
身頃の裏地には
このようにアクティブインサレーションと一口に言っても様々なアイテムがあります。
通気と保温のバランスがものによって異なるため、
シチュエーションや自分に合った一着をチョイスできるかが非常に重要です。
10月号、「アクティブインサレーション編」いかがでしたでしょうか。
「以前使ってみたけど暑すぎた」なんて方も、種類が増えた今なら
ぴったりの1着に出会えるかもしれません!
もちろんまだ試したことのない方は今シーズンから是非いかがでしょうか。
気になった方は是非一度店頭で確認してみてください!!!
以上、山コレ10月号でした~
白石店 ウエアコーナー