こんにちは、白石店ウエアコーナーです!
予告から半月程経ってしまいまして大変遅ればせながら、
3/12に利尻山に登頂&9合目から滑走した時の装備を
ご紹介させていただきたいと思います。
とはいえまずはこちらも公開を予告していた9合目からの
滑走動画をご覧ください。
正直滑走にはシビアなコンディションでしたが、
それよりもこの時期にピークに立てた事、そしてここを滑ることができた
事実が自分にとっては大きな糧となりました。
ダイナミックな地形と海に向かって突き進む爽快感は
なかなか味わえるものではありません。
さて、浸るのはこの辺にして本題の装備紹介に移ります。
まずはギアから。


画像右:セルフレスキュー用品
7mm径補助ロープ30m
スリング120cm 2本
スクリュー付カラビナ3枚
エイト環
念のためピッケル(orトレッキングポール)を支点とした
懸垂下降(締まった雪でなければできません)ができるように
パッキングしておきました。
また、写ってませんがファーストエイドキットと
搬送シートも入っています。
アバランチギア
割愛。
画像左:クランポン
ブーツアイゼンはグリベルの
エアーテックライト ワイド ニュークラシック
その下はカラコラムのスプリット用クランポンです。





ACLIMA「WOOL NET T-SHIRT」
ウール素材がメインの網シャツです。山に行く時は必ず来ています。
肌面をドライに保つのにうってつけで、
長時間の着用でもウールなので肌辺り柔らかで快適。
今シーズンは結構売れていましたよ。
7分丈のタイツも履いています。
その上に着ているのは


ARC’TERYX「Aptin zip hoody」
グリッドフリースに部分的に薄手の生地が重なった
フード付きのプルオーバー。効果的に風を防ぎます。
ハイシーズンはほとんどこれを着ていました。
滑走して車まで戻ったら汗が乾いていた、
なんて日もあるくらいです。
薄手なので人によっては保温性不足の恐れもあります。
プリマロフトがたっぷり入ったビレイパーカ。
軽くて着心地が良いので冬はヘビーユースしています。
大分生地も傷んできてセルフでリペアしながら使用中。
避難小屋あたりからシェルの中に着ていました。
背中部分はウインドシェル生地のみなので
暑がりの自分にぴったりハマっています。
Rab「prosar shorts」
こちらも以前ブログにて紹介させていただきました。
いつもシェルパンツの下はアンダーウエアのみなので
必ず携帯しています。停滞時や場合によってはインナーに。
両サイドフルジップなのでとても重宝しています。
かなり長くなってしまいましたが、
ざっと紹介するとこのような感じです。
来シーズンの装備の参考になればと思います。
昨今はキャンプを中心としたアウトドアの人気が非常に高まっていますよね。
ゆったりと自然の中で過ごす時間も勿論最高ですが
今回レポートさせて頂いたような冒険的アウトドアの魅力もまた、
言葉で尽くせないほどたくさんあります。
そんな楽しさが少しでも伝わっていれば
「北海道の山の店 秀岳荘」のスタッフ冥利に尽きます。
秀岳荘はブームのキャンプ用品はもちろん、
言うまでもなくこれからも登山やスキーが大好きなあなたにも
寄り添って参りますので、春夏物にチェンジしたお店で
皆様のご来店をお待ちしております。
北大店のリニューアルオープンもお楽しみに!
白石店ウエアコーナー