食欲の秋。脂身女の羅臼岳レポート 2022.10.02 北大店ウエアコーナー、わんこそば担当山田です。夏も終わり、秋ですね。寒いのは苦手なので、暖かいうちにたくさん登山をしておこう企画開始。今回、入澤さん、チマチョゴリ本堂さんとザ・ヒグマの巣窟「羅臼岳」に登ってきました。ヒグマさん、お邪魔します。今回登山した日程を含めた2022年9月30日~10月3日までの3日間はマイカー規制があったため、知床自然センターから岩尾別温泉までは無料シャトルバスにて登山口に向かいます。約10分間程の車中にてスタッフの方が知床のヒグマ最新情報トークをしてくれたりと濃密な時間を過ごしてあっという間に登山口に到着。(知床には4~500頭のヒグマがいるという事が最近の調査で判明したそう…ドキドキ…)6:00 岩尾別登山口よりスタートです。樹林帯をしばらく進むとガサガサ…もはやヒグマ遭遇か!?4~500頭いるって言ってたしな!?と思い、音の鳴る方を見るとお分かりいただけただろうか…立派なシカでした…生き物の気配をたくさん感じながら弥三吉水に到着。最初の給水地です。綾鷹ほうじ茶に給水。ちょっとだけほうじ茶を感じる水になりました。給水&休憩を十分に取って、再び進みます。この辺りの道はちょうど頭上の高さに木があるので頭上注意です。先行くチマチョゴリ本堂さんから何度も「頭上!」と木の存在を教えてもらいました。本当にカムサハムニダ…(参考までに、本堂さんは156cm)極楽平、銀冷水、大沢入口という順に進み樹林帯から一気に景色が変わります。しばらく歩いていた為、このちょっとした岩場は足に溜まった乳酸が暴れ出しますが個人的には「登ってるぜ…!」と感じるこのゾーン、結構好きです。大沢を登りきると羅臼平に到着。羅臼岳をバックに、興奮してるのに必死で感情を隠すこの無表情さがイイ!チマチョゴリさんの引き出しは無限大。フードロッカーも設備。(ヒグマを誘引しない為、テント内には食べ物を置かず、フードロッカーを必ず活用しましょう!!)ヒグマに気を付けつつ、羅臼岳までもうひと踏ん張り。雲海になっていて国後島は見えませんでしたがこれはこれで幻想的でヨシ。晴れていると国後島が近く感じるほどらしいです。ぜひとも体感してみてください。10:00頃、無事に登頂!山頂付近でも天気は良く、少しばかりの風でナッキーは落ちかけましたが最高のコンディションで登頂です。(あいにくナッキーは無事でしたが、山頂付近の岩場に物を落とすと拾えない可能性があります、要注意。ちょこちょこポーチなどが挟まって落ちていました。)十分に休憩を取り、安全に下山します。安全に下山します②安全に下山します③転んでも「草を愛でてるだけ」と言い訳をする人。何が言いたいかというと、足に疲れが溜まってきているので、足元をしっかり見て慎重に下山しましょう。ちなみに、登りの時よりも下りの方が景色を楽しめながら降りれます。最後まで羅臼岳を感じながら下山。14:00頃に下山し、再びシャトルバスに乗って知床自然センターまで。「マイカー規制」と聞くと若干マイナスイメージになりがちですが野生動物との軋轢解消や安全対策を狙いとしたものでありスタッフの方のお話を聞く貴重な機会で「山にお邪魔している」という感覚を改めて持てた羅臼岳登山でした。そして下山後は私のわがままリクエストでソースカツ丼をいただきます。でも胃もたれが怖くて脂身を全て残しました。なんの為のカツ丼なんだ…次こそは胃を強化して登山に臨みたいそろそろ冬眠準備を始める脂身女、山田でした。 タグ: 秀岳荘 ウエア 登山 みんなの秀岳荘をまとめ読み Tweet « 前のブログへ ブログ一覧 次のブログへ »