とにかく暑いのが耐えられない白石店ウェア担当の小林です。
トムラウシでは満たされず、
さらなる涼を求めて北海道の最北部、利尻島へ行きました。
今回は3日間で1日目は自転車で利尻島を一周、
2日目は利尻登山、3日目に帰路という行程です。
秀岳荘閉店後、自転車を車に積んで稚内港に向かいます。
仕事上がりの長時間ドライブはとても辛いですが、
なんとか夜中に到着。
そのまま車中泊し鴛泊行きのフェリーの始発を待ちます。

JR稚内駅
小雨も降っており、
涼しいというか少し寒いです。
そこまでは求めてません。

今回は車を稚内に停めて自転車のバイクパッキングで利尻へ。
輪行袋に入れて荷物扱いにすると自転車料金は掛からないのですが、荷物の積み替えとバラすのが面倒なので、そのままで乗船しました。
バイクパッキングは初めてで色々と試行錯誤中。
防水サドルバッグ9Lに寝袋、エアマット、着替などをパッキング。
フロントラックに防水バッグ6L(中はクッカーやトレランザックなど登山に必要なもの)、テント、トレッキングポール、サンダル、チェアなどをまとめてバンドで固定。

稚内フェリーターミナル
片道、2等自由席2990円に自転車1890円の計4880円を窓口で払います。

チケットを受け取り、7時発フェリーの車両入り口前で待機。
自転車、バイクは一番に案内されます。
自転車は車庫の壁面にロープでしっかりと固定してもらえるので、スタンドが無くても大丈夫です。

2等自由席
この様な区画が6つあります。
一番乗りになるので好きな場所を選べます。
窓際には使用可能なコンセントあり。
到着まで少し仮眠します。

9時、利尻島到着
雨止みました。
ここから自転車で10分ぐらいのところにある
キャンプ場「ゆ〜に」に向かいます。

ゆ〜に到着
冬はスキー場として使われていてとても綺麗に整備されています。
トイレはウォシュレット、充電用のコンセント、
向かいには温泉、セイコマート徒歩10分(自転車だと下りなので2〜3分ぐらい)、さらに生ビールも飲めるキッチンカーが併設。
まさに至れり尽くせりなキャンプ場です。

キャンプ場の受付は14〜19時ですが、受付前にテントを張ってもオーケーと管理棟に張り紙があるのでお言葉に甘えて設営。
今回は3日間貼りっぱなし、虫対策と快適性も考えて
フロアとメッシュ付きのテントを使用。

10時サイクリング開始
今回は反時計回りに島を一周します。
右手に海を眺めながら気持ち良いロードを進みます。
綺麗に舗装されとても走りやすいです。
11時、ラーメン味楽さんに到着
ここでお昼ご飯にします。
オープンして間も無いですがすでに行列。
すっかり晴れて炎天下の中、15分ぐらい待って店内に。
名物の焦がし醤油のラーメンを注文。
昆布だしが効いていてとても美味しかったです。
食後に甘いものが欲しかったので15分ぐらい来た道を戻って、
これまた名物のミルピスを。
めちゃ観光客してます。
車道を走るところも多いです。
車はそんなに多くないですが注意は必要です。
とにかく海が綺麗で気持ち良い!
給水ポイント。
冷たくて美味しい湧水が飲み放題!
その他にも道民お馴染みのコンビニやドラッグストアが、
多くはないですが各所にあるので補給には困りません。
14時30分、オタトマリ沼に到着。
ここで行程の半分ぐらい。
利尻山が綺麗に見えます。

前半は下りで軽快でしたが、後半は上りがメインです。
自転車を降りて押す場面も。
16時30分、一周してキャンプ場に戻りました。
まずは温泉。
とても良いお湯で疲れが癒えます。
サウナーに朗報、水風呂が冷たすぎます。
1秒持ちませんでした。
死なないように注意して入ってください。


風呂上がりはキャンプ場に併設されたキッチンカーで、
ジンギスカン弁当、焼きたてのホタテを晩ごはんに。
キッチンカーには人が集まり、お互いの旅の話などをして