6月1日(日)に美々川をカヤックで下るツアーをしてきました。
美々川は、新千歳空港近くの湧き水由来の川。
上流の千歳湖を経て、カヤックで下られる区間、下流のウトナイ湖に流れ込むまで約14.7kmの二級河川です。
一帯は泥炭地のため湿原が形成されています。
街の近くにこれだけの清流や湿原あるのはとても貴重でしょう。
松美々橋~第二美々橋の間はカヤックがすれ違えないほどの狭い川と草に囲まれたエリア。
だんだんと川幅が広くなり、第二美々橋、そして植苗橋へと至ります。
それぞれ橋にあるカヌーポートは、駐車場、トイレなどが設置されています。
水の透明度や自然豊富な雰囲気を低リスクで楽しめるのが美々川の魅力です。
ファルトボート(折り畳みカヤック)をメインに、シットオントップの忍Pro、超軽量で4kg程度なMRS Nomad S1Dが今回のカヤック達です。
自分のカヤックをお持ちの方もいました。
数日前までは雨予報でしたが、当日は文句なしの晴天。
天気が良ければ、一日の楽しさが保証されます。
写真を見ると「こわい」「難しそう!」と思ってしまいますが、流れがほとんどないためパドルで壁を押しながら進めてしまいます。
一体どんな湿原の中を下っているのか、正直よくわかっていないのが川というか、湿原あるあるです(笑)
こんな大自然のすぐ脇を国道36号線が走ってるなんて、車も我々も体感できません。
コウホネの黄色い花がキレイでした。
飛行機を見ながら下れるも、美々川の魅力。
ご飯や飲み物を飲みながら雑談。
日ごろカヤックに乗ってても思いますが、水の上よりも何気ない休憩時間に物語は始まるものです。
第二美々橋からゴールの植苗橋までは2km弱ですが、川幅が広くなり漕ぎやすいので快走です。
今回は来られた方と私とで、サンプルで借りたJulboのサングラスを使いました。
右のCROSSLINEはカジュアルで、普段使いから登山やランニングまで使えるモデル。
テンプルを曲げることが出来るので、フィット感を自分好みに調整できます。
一眼でスポーティなデザインのINTENSITYは、登山やトレイルランニングのようなアクティブなシチュエーション向き。
19gと付けていることを忘れる重量と、広い視野とフィット感で一日中ストレスなく付け続けられます。
どちらも白石店の2階カヌー売場で展開しているモデルです。
植苗橋より下流はウトナイ湖まで上陸地点がなく、ラムサール条約で保全された区域なので侵入しないようにしましょう。
流れがほとんどない美々川は、カヤック初心者でも安心して下れる川。
この日もいましたが、植苗橋から遡上して漕ぎ、第二美々橋辺りから折り返して植苗橋に戻ってくることもできます。
川で困りがちな車の回送も、往復できれば簡単に解決出来てしまいます。
秀岳荘では今後もカヤックツアーや試乗会などのイベントを開催いたします。
カヤックの購入を検討されている方、購入したけど技術面や安全面で不安のある方、カヤックに乗ってみたい方のご参加をお待ちしています。
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