30年ぶりにアポイ岳に行ってきた(笑)

こんにちは、秀岳荘の小野です。

スタッフの誘いもあり30年ぶりにアポイ岳に行ってきました。

こんな感じの山です!!!

アポイ岳は歩いていると、この山がただの山ではなく、地球そのものの鼓動を感じさせる場所だということがよく分かります。日高山脈は2つの大陸プレートがぶつかって生まれた山脈ですが、その衝突の力で、地殻のさらに下にあるマントルの一部が地表まで押し上げられた――その“証拠”が、まさに足元に広がる幌満かんらん岩体でした。

登山道の脇に露出したかんらん岩は驚くほど新鮮で、まるで地球の深部をそのまま切り取って置いたような質感があります。約1,300万年前、海の中で形成が始まったという話を知ってから歩くと、風景の見え方がまったく変わります。自分がいま立っている場所が、かつて海底だったとは想像もつかないほど雄大です。

アポイ岳ジオパークを巡ると、プレートが衝突した現場を思わせるダイナミックな地形や、マグマが冷えて固まった奇岩、さらには遠い南の海から運ばれてきた岩石まで、地球の歴史がそのまま露出しているような景色が次々と現れます。歩きながら「大地は生きている」という言葉の意味を、肌で感じるような場所でした。

アポイ岳を歩いていると、この山が“特別な場所”だということを、景色より先に空気で感じます。標高はそれほど高くないのに、登るにつれて植生が一気に高山帯の雰囲気に変わっていく。その不思議さにまず驚かされました。

足元には、ここでしか見られないヒダカソウをはじめ、固有の植物たちがひっそりと、でも力強く咲いています。どの花も小さくて控えめなのに、存在感がある。アポイ岳の高山植物群落が国の特別天然記念物に指定されている理由が、実際に歩くとよく分かります。残念ながら今回は見れませんでしたが・・・(笑)

植物だけではありません。登山道の途中で見かけたカタツムリが、実は固有種の「アポイマイマイ」がいたり、さらに、日本ではここにしかいない蝶「ヒメチャマダラセセリ」、そして氷河期の生き残りであるエゾナキウサギの気配まで感じられる。アポイ岳ジオパークは、まるで“生きた博物館”の中を歩いているような感覚になりますのでオススメですね

何げなく撮ったお花を載せていきます!!!

風が強い!!!

楽しい一日に北海道バンザーイですね(笑)