白石店登山売場 泉です🏔
8/3~5の3日間、北日高を大満喫する沢登りの縦走旅に行ってきました!
内容は、
カタルップ沢~神威岳~エサオマン入の沢~新冠川~幌尻岳~戸蔦別川本流

距離 約29km
累積標高 +2773m / -2787m
沢を登って下ってまた登って下って、、、
と中々ハードでしたが、日高を大満喫できた最高の3日間でした!✨
日高の沢に興味あるかたも、そうでない方も是非読んでいただけると幸いです~
8/3(月) 戸蔦別林道終点~カタルップ沢~神威岳~エサオマン入の沢~新冠川との出合850m

戸蔦別林道はびれい橋の少し先で終点に。
先客2台と自分たちの後から1台来ていました。
後続車は実は知り合いの方で
エサオマントッタベツ岳に行くと言うことでした。
他の皆さんはどちらに行かれたのでしょう~。

5:40 カタルップ沢に向け戸蔦別林道歩き出し

エサオマントッタベツ川までは比較的人が入るので
踏み跡はくっきりしていますが、
その先は行く人も限られるため林道の藪が若干濃くなります。

45分ほど歩いてカタルップ沢に到着

カタルップ沢は山谷グレードで「!!」
滑りやすい沢らしいので慎重に入渓します。


入渓するとすぐに滑床が続きます
美しい~~~~✨


問題なく登れるナメの小滝が続きます。
そして噂通りとてもぬめる!
フェルトじゃないとなかなか怖いかも・・・

入渓から1時間半ほどでF1に到着。
左岸を双樹がGO。
一応ロープ出しましたが、中間支点取らずにそのまま抜けてました。

1030mの二股を右に入ると
大きな滝が3つ出てきます。

1つ目は問題ないですが、
2つ目は滑滝で落差があるので少しひやりでした。
慎重に登ればホールドや足場は有り。

3つ目はとっても大きな糸状の滝!
かっこいい!

左岸が階段状になってるので快適に登れました。
背後には伏美岳がドーン。

バイクみたいな雪みーつけた!

その後は岩盤状の詰めが続き、
段々と沢が細くなり、
最後に少しだけ藪をこぎ

稜線へ!
カタルップ沢の登りは5時間程。
ナメが美しく、大きな滝も見ごたえがある良い沢でした!

北日高の稜線を望む

神威岳ピークは山頂標識など特になし。
頂上直下には1張りテントを張れそうなスペースがありました。
エサオマントッタベツが向こう側に見えますね。

神威岳から先はこれまでとは反対の南側の沢
エサオマン入の沢を下ります。
ピーク両脇の沢型どちらからも入れるみたいですが今回は東側をとりました。
最初はハイマツと灌木の藪をこぎながら下り、


水が出てくると結構滑る。
特に大きな滝は出てこなかったですが、
ぬめりにビビり行動はゆっくり目になってしまいました。

途中、雪崩か水害の跡と思しき倒木で荒れてる箇所もあり。
エサオマントッタベツ北カールから流れる沢と合流すると開けた渓相に。

そのまま河原歩きで終わるかと思いきや
新冠川との出合付近でいきなり函が出現。

ここまで来て濡れたくない・・・!と頑張る
(濡れましたが)

そして


新冠川との二股850mに到着!!!
キターーーッ!!
本流とぶつかる二股は圧巻です!
下りは大体4時間かかりました。

着いたら早速寝床を作成。
沢泊まりの時は大体ツェルトです。
休む暇なく日が暗くなる前に各々の仕事へ取り掛かります。
じいさんはテン場で焚火起こし、
ばあさんは河原で魚釣り

気づいたら辺りは真っ暗。
新冠川ではアメマスが釣れたので、
今回は初めてのお刺身にチャレンジしました。
新鮮で臭みも一切なく、超絶美味!
川の恵みに感謝感激です。
この日は魚料理の他に、焚き火を使ったホイル料理を作りました。
(じゃがばたとにんにくの丸焼き)

必要最小限の焚き火で夜を楽しみます
8/4(火) 新冠川~幌尻岳東カール~幌尻岳~戸蔦別岳

一夜明けて。
泊まった河原はこんな感じで広々でした。

6:30 歩き出し
新冠川は昨日までの沢とはまた違い、
河原にゴロゴロと巨岩の転がる渓相。

程よいサイズの岩が沢山でボルダリングがしたくなるっ!


巨岩をのっこしたり、へつったり
全身運動が続きます。



1時間半ほどで1040二股に到着。
右股に入ります。

川幅は狭くなりますが、
かわらず直径数メートルもある巨岩がゴロゴロ



しばらくすると直登不可そうな滝が出てきたので
右岸から高巻き。
写真だと中々伝わらないんですが、
とにかく規模が大きくてずっと圧倒されていました

高巻き道には踏み跡あり。
全貌が分からないですが、
少なくとも大きな滝2つ分を巻きました。

1140m二股。
とにかく滝が美しい・・・。。
右股に行くと七つ沼カールに繋がり、
左股は今回私たちの向かう東カールに繋がります。
左岸が巻き易そうだったので
一旦右股に上がり尾根を越えて左に入りました。


左股に入ると直登出来る小滝が何個か出てきます



滝区間が終わると一気に詰めの雰囲気へ
東カールの稜線が見えてきました!

反対側には昨日登った神威岳が!



幌尻岳東カールに到着!!!
2年前の冬、ここをスキーで滑りました
夏に来るのは初!
30頭ほどの鹿の群れがいたり、ナッキーの大合唱が響き渡ったり
自然満載空間!

ここから山頂までのルートは
ガレが稜線近くまで続いている箇所を選びました。
落石しないように慎重に。
何気に標高差300mあるのでハードでした。


14:00 幌尻岳山頂 到着!
なんだかんだ毎年来る幌尻岳。
やっぱりいい山だなぁ~。
山頂からは一旦登山道で戸蔦別岳へ向かいます。

幌尻の偽ピークから下るところ。
やっぱり七つ沼カールはでかい!!

2時間ほど歩き戸蔦別岳山頂到着。
この後予定ではBカールに降りて宿泊予定でしたが、
カール内がすでに暗くなっていて降りる場所が不明瞭だったため
大事を取ってこのまま山頂に泊まることにしまいた。

植生を傷付け無いように、
空いたスペースにツェルトを張ります。
※日高国立公園は大雪山と違い、
キャンプ指定地と正式に公表されてる場所はありません。
なのでどこで泊まるにも完全OKな場所は無いですし、
完全NGでもない。と認識しています。

2日目の夜は簡単にフリーズドライで。
北大店のK山さんが先日ブログに載せていた、
フリーズドライ(今回は親子丼)×高野豆腐を
試してみるとボリュームUPで満腹感があり大満足でした!


日が沈むころには辺り一面大雲海に。
なんと贅沢な事でしょう・・・。

ちなみにツェルトの中はこんな感じ。
双樹が背が高いので
うちはfinetrackのツェルト2ロングを使っています。
ロングと言えど横幅はびたびたです。

星空を眺め、2日目終了。
8/4(火) 戸蔦別岳~戸蔦別Bカール~戸蔦別川本流~びれい橋


3日目朝 美しい朝焼け×大雲海と共に始まる最高の日。

予定外の宿泊で水分が夕飯分しかなかったため、
起きたらすぐに出発します。

Bカールへは戸蔦別岳と北側ポコのコルから下る

序盤結構急でした。
ガレづたいに落石に気をつけながら降りていきます。

45分ぐらいでBカールへ。
湧水が流れていたのでここで朝食をとりました。
こじんまりとしてるけど、水もあるしナッキーもいる
素敵なカールでした~♪


カールからは先は水流に導かれるまま進みます

下り始めるとすぐに伏流しガレガレに。

1320mの二股で水流が復活
登りだと、本当にこっち?と不安になりそうな分岐です

しばらくすると結構大きな滝が何個か出てきました
すぐ横に流れてる枝沢を使ったり。

1120m二股手前の滝はそのまま下れなさそうだったので
左岸から巻きました。
笹をひっつかんで下ることで割とコンパクトに巻けました。


その後はしばらく何もなく

1020mのあたりで屈曲してる滝が出てきました
これも降りるのは難しそうだったので右岸を巻きます。
ほんのり踏み跡があるような・・・
山谷では明瞭な巻き道があると書いてありましたが
上手く見つけられなかったです。


995m3股に着くと、なんと倒木が大量に溜まっている!?
木がまだ新しい感じがしたのでもしかして
7月の大量降水の影響・・・?
記録ではここに泊まっている人もいましたが、
とにかくもみくちゃで宿泊適地を探すのが難しそうでした

3股後は少し函っぽい雰囲気になりますが
特に難所もなく。

時間に余裕がありそうだったので
函を抜けたところで釣りをして遊びました。


戸蔦別川十ノ沢が合流すると川幅も一気に広くなり
地味に長い河原歩きを経て八ノ沢出会いへ。

八ノ沢出会いからは崩壊してる林道をたどり

初日に登ったカタルップ沢に到着!

八ノ沢出会いから1時間半かかり(ゆっくりペース)、
16時前、スタート地点に戻ってきました~!
3日分の記録だったのでブログも長くなってしまいました💦
記録を探すと今回のルートは学生がよくやっているらしい?
(初日の沢をカタルップではなくエサオマントッタベツ川を使う感じ)
私たちも日高の沢泊をしたことがなかったので、
日高慣れするためにこのルートを選択してみました。
今回は4つの沢を使いましたが、
そろぞれ色んな顔があり本当に面白い!
個人的には新冠川が巨岩とスケールの大きさに圧倒され
大ヒットでした!!
下山後は車の故障でひと悶着もあり、
またそれもご愛敬・・・?

帯広から札幌まで4時間ほどの帰路、
車内はピーピーという警告音が鳴り響く中帰りましたとさ・・・