秀岳荘北大店3階売場です。
2026年9月26日(土)、美幌観光物産協会との共同開催で、KCT(屈斜路カルデラトレイル)南ルートのセクションハイキングイベント第2回を実施しました。雨の中を歩いた6月の第1回から3か月。今回は打って変わって、青空の広がる一日になりました。その開催レポートをお届けします。
当日の天候と出発まで
前回は雨の中の出発でしたが、今回は朝から青空。8時00分、美幌峠の駐車場に12名の参加者の皆さんが集まりました。前回「次は晴れの日に歩いてみたい」という声をいただいていただけに、前日から天気予報をチェック。ひとまず、雨が降る様な予報ではないので一安心でした。

美幌観光物産協会のガイド・小林さんからルートと注意事項の説明を受け、専用車で津別峠へ移動。いよいよスタートです。
出発前には、一人ずつ自己紹介をしていただきました。あわせて「KCTを知ったきっかけ」を伺うと、このイベントで初めて知ったという方や、以前から知ってはいたものの、津別峠から美幌峠の区間は一人だと車の回収が難しく歩きにくかった、という方が多くいらっしゃいました。そんな区間を気軽に歩けるのが、このセクションハイキングのイベントの良さです。

晴れのKCTは、屈斜路湖とともに歩くトレイル
前回のレポートで「晴れた日のKCTの方が景色は映えます」と書きましたが、今回はまさにその景色に出会うことができました。

津別峠から美幌峠へと標高を下げていく南ルートは、日本最大のカルデラ湖・屈斜路湖を見下ろしながら歩けるのが最大の魅力です。前回は霧の向こうにゴール直前で一瞬だけ顔を出してくれた屈斜路湖が、今回は道中の要所ごとに姿を見せてくれました。

湖の窪地と、それを囲む外輪山。その縁を歩いていると、かつてここにあった巨大な火山の規模や、噴火によって地形ができあがっていく長い時間に、自然と思いを巡らせてしまいます。「屈斜路カルデラトレイル」という名前の意味が、晴れた日だからこそよくわかる一日でした。

雨の日の幻想的な森も、晴れの日の開けた眺望も、どちらもKCTの顔です。二度歩いてみて、同じルートでも天候によってまったく違う体験になることを改めて感じました。
道東のトレイルを知る人たちと歩く
今回のイベントは、道東のトレイルに関わる方々が一緒に歩いてくださったのも特徴でした。
ガイドを務めてくださったのは、普段からKCTの管理・運営に携わっている美幌観光物産協会の小林さん。トレイルを一番よく知る方の案内で歩ける機会はなかなかありません。植物や地形のこと、トレイルがどのようにつくられてきたかなど、インタープリテーション要素盛りだくさんなお話しを歩きながらたくさん伺うことができました。

さらに、KCTの美幌峠と接続したMKT(摩周屈斜路トレイル)屈斜路湖・摩周湖エリアのMKTを管理・運営しているTTC(弟子屈トレイルクラブ)のお二人も参加してくださいました。カルデラ内のトレイルについて、参加者の皆さんが質問する姿も見られました。
そして秀岳荘白石店からは、先日、北海道東トレイル410kmを通しで歩いたスタッフの小林も参加。ロングトレイルを実際に歩いた経験談に、興味深く耳を傾ける方もいらっしゃいました。

ゴール、美幌峠へ
笹原を抜けて美幌峠に近づくと、眼下にはいっそう大きく屈斜路湖が広がります。全員そろって無事にゴールした美幌峠では、青空の下で自然と笑顔がこぼれていました。

行程
時刻
| 内容 | |
| 8:00 | 美幌峠 集合・受付 |
| 8:30 | 専用車で津別峠へ移動 |
| 9:00 | 津別峠 ハイキングスタート |
| 14:15 | 美幌峠 到着・解散 |
ルート:津別峠〜美幌峠(南ルート)約10.8km
参加者の皆さんへ
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。イベント後のアンケートでは、回答いただいた皆様から「良かった」との声をいただきましたのが何よりの励みです。
晴れの日のKCTを、皆さんと一緒に歩けたことをとても嬉しく思っています。
KCTについて
KCT(屈斜路カルデラトレイル)は、阿寒摩周国立公園内に位置する全長約25kmのトレイルです。日本最大のカルデラ湖・屈斜路湖を囲む外輪山を歩く、南ルート(津別峠〜美幌峠・約10.8km)と北ルート(美幌峠〜藻琴山・約14.2km)の2コースで構成されています。2024年10月に開通した、比較的新しいトレイルです。
南ルートの次は、北ルート、MKT、そして北海道東トレイルへ
今回歩いた南ルートの先には、藻琴山へと続く北ルートがあります。カルデラの内側に目を向ければ、TTCが管理・運営するMKT(摩周屈斜路トレイル)も。さらにKCTは、釧路市から羅臼町までの410kmを結ぶ北海道東トレイルの一部でもあります。
通しで歩かなくても大丈夫です。今回のようにセクションごとに少しずつ歩くだけでも、道東のフィールドは十分に楽しめます。ぜひ皆さんで、この道東のトレイルを活用して楽しんでいきましょう。
今後のイベント情報
今後のイベント情報は、決まり次第、店頭・Instagram・ブログにてお知らせします。「今回は参加できなかった」「次こそ歩いてみたい」という方は、ぜひ店頭スタッフまでお声がけください。
装備のご相談はお気軽に
「トレイルハイキングを始めてみたいけど、何を揃えればいい?」というご相談は、秀岳荘のスタッフまでお気軽にどうぞ。実際にKCTを歩いたスタッフや、北海道東トレイルを通しで歩いたスタッフが、必要な装備を丁寧にご提案します。道東のフィールドで欠かせないクマ対策についても、ご相談を承ります。
共同開催:美幌観光物産協会 / 秀岳荘北大店