北海道に秋冬シーズンがやってきました‼
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、など色々ありますが、秀岳荘では「登山の秋」を猛プッシュしたい!
北海道のPOWDERフリーク達はその先の雪に気持ちが向いている方もいるかも知れません。
そうなると新しいウエアやギアが欲しくなってきますよねー
勿論、私もその一人です。
ジャケットやパンツ、シューズにグローブなど目立つ所に意識が向きがちですが、
後回しになりがちなアンダーウエアこそ今のアウトドアを1ランクUPさせられる最も重要なアイテム
だと私は思っています!
最高のジャケット・パンツで武装していてもインナーがしっかりしていなければ意味がないのです!
そこで今回は数あるアンダーウエアの中から「Patagonia キャプリーンシリーズ」をオススメしたい!
キャプリーンには「デイリー」「ライトウェイト」「ミッドウェイト」「サーマルウェイト」
今シーズンより新しく加わった「エア」の5種類のモデルが在りますが、
今回は秋冬シーズンという事で「ミッドウェイト」「サーマルウェイト」「エア」に焦点を当てていきたいと思います。
まずは「ミッドウェイト」


キャプリーンの中で一番使いやすい(汎用性の高い)モデルではないでしょうか。
レイヤリング次第でどんな時でも使える万能ウエアとはまさにこのこと!
肌面の極薄起毛グリットは汗を素早く吸い上げ拡散、適度な厚みで保温性もあり春夏秋冬いつでもOK!
(少し時期はずれますが夏のキャンプやテント泊などの夜にジャストフィットな保温性)

特筆すべきは、ベースレイヤーには珍しいサムホール付き!
これが地味に、めちゃめちゃ嬉しいんです、
一枚でトレッキング中少し肌寒い時に指を通すと袖が伸びてなんだかあったかく感じたり
インナーとしての使用時はグローブをしても隙間ができないので雪や風の侵入を防ぎゴワゴワしない!
いつ、どこで、どんな風に着ても満足させてくれる優等生なベースレイヤーが欲しい方にはお勧めです!
次は「サーマルウェイト」


起毛フリースグリットでかさばらない!なのに暖かい!なのにこもらない!
活動量と保温性のバランスが難しい晩秋~冬季にかけて活躍間違いなしのテクニカルキャプリーン
「サーマルウェイト」のいい所は何といっても通気性の高さ!!!
秘密はこのグリットの配置にありました。

小さな起毛フリースのグリットが上下に間隔をあけながら横一列にびっしり配置されています。
この隙間が非常に高い通気性を持たせ、
尚且つかさばりを抑えているので保温性の高いアンダーウエアの分厚さを感じずとっても動きやすい!
(もちろん外から透けて見えることはありません、安心して下さい)
ジップネックタイプはインナーとしても勿論ですが、インナーの上に羽織る事も出来るので、
寒い時期のナイトランニングにも実はめちゃめちゃ調子いいです。
個人的には好天のバックカントリーはウールのインナーにサーマルウェイトとウインドシェルさえあれば
完璧です。
最後は今季より新しくキャプリーンシリーズに加わった「エア」

パット見はまるで「ニット」そのもの、
メリノウール51%ポリエステル49%の混紡素材のシームレスニット構造のアンダーウエア
「エア」以外の4種類は全て化学繊維のみで作られており
待望のウール素材を使用したキャプリーンなのですが、
一番のポイントはやはり「ニット構造」にあります!

緩く編まれたニット構造は優れた通気性とストレッチ性があり、めちゃめちゃ伸びます。
フィット感も非常によく、身体にぴったりフィットしてきていることを忘れるくらいストレスフリー

キャプリーンシリーズ最高の保温性を誇り、サーマルウェイトに引けを取らない通気性、
着ていることを忘れるレベルのベースレイヤー史上類を見ないストレスフリーな着心地。
残念ながら実際にフィールドでの使用はまだですが、試着のみで名品の臭いがプンプンしてきます。
フィールドレビューはまたの機会に。
今時期から積雪期に入るまではこれ一枚で、積雪期からは「エア」の上に「サーマル」の組み合わせなんて調子がよさそうです。
今回はスタッフオススメベースレイヤー「キャプリーンシリーズ」でした。
秋冬シーズンの準備はアンダーウエアの見直しがお勧めです!!!
白石店2階 ウエアコーナー 國本