7/29-31
小屋泊での2泊3日
クチャンベツルートは1泊が可能なルートですが今回は忠別泊を追加した
2泊でゆったり工程です
1日目
クチャンベツ登山口-大沼(沼ノ原)-五色ヶ原-五色岳-忠別避難小屋
平日でも駐車場はこの賑わい旬なルートです
丸太橋を使った渡渉や
岩壁の急登
笹狩りのありがたさを感じながらいざ「沼ノ原」へ
黙々と登る事約2時間いよいよ「沼ノ原」
初日はガスの中これはこれで幻想的な雰囲気
かなりの気持ち良さ
ですがやはり求めていた景色はこれ三日目には快晴の「沼ノ原」を堪能
指定野営場の大沼では条件が揃えば逆さトムを拝むことも今回は若干の風で水面が揺れてしまいました
惜しみながらも次の目的地「五色ヶ原」へ
沼ノ原から少し高度を上げるとガスを抜け快晴にお花畑への期待が膨らみます

「五色ヶ原」には期待以上の景色
ミヤマキンバイやエゾノコザクラなど美しい高山植物の群生地がそこら中に広がります
何度立ち止まった事か、、、
(今回の山行ルートは本当に高山植物が多く、最後は公園のたんぽぽの様な感覚に陥りました、、、)
初日の見どころはここまで
五色岳を越えて本日の宿「忠別避難小屋」を目指します
五色岳に到着、山頂標識はありません
明日はこの先「化雲岳」を越えて目指すはトムラウシ
今夜の宿「忠別避難小屋」隣の雪渓の融水が水場ポイントいそいそと宴会の準備を始めます

2日目
忠別避難小屋-五色岳-化雲岳-日本庭園-ロックガーデン-トムラウシ-ヒサゴ沼避難小屋
楽しい宴会の後はぐっすりと疲れを取り
いざ2日目のスタート
初日のルートを五色岳まで戻ります
次なる目的地「化雲岳」までは
ハイマツ帯を抜けていきますルートはあるのでそこまで辛くはありません
天気は最高朝露が気持ちいいほどです
ハイマツを抜けると再び木道歩きここでも植物と景色を堪能
忠別避難小屋から2時間ほどで「化雲岳」に到着
小休止を挟み行動開始
目指すはトムラウシ
ですが手前にも見どころはバッチリ「天沼」を擁する通称「日本庭園」へ
ヒサゴ沼との分岐に荷物をデポしていざ
眼前に目的地「トムラウシ」を拝みながら平坦な道を進みます
文句のつけようがないコンディション
山行の中盤疲れと昨晩のアルコールが残ってはいますが足取りは軽やかに

待ってました「天沼」
トムラウシと天沼をバックに記念撮影来年の年賀状にいかがでしょうか
日本庭園を抜けるとゴロゴロとした岩を飛んでいきます通称「ロックガーデン」
ここを超えると一気にトムラウシが目の前に

トムラウシほとりの北沼をバックに
ロックガーデン以降は岩のペンキを目印に進みます天候が良くても一度見失うと中々見つけらない事もしばしば
遭難事故も多発しています痛ましい経験をもとに十分注意して計画を立てましょう!
さて、いよいよ山頂です
日々の疲れが抜けていく瞬間
今回の目的地「トムラウシ山」を堪能した後は本日の宿
ヒサゴ沼避難小屋へ向かいます
ヒサゴ沼全容沢を詰めて直接ここに出るルートがあるとか
雪渓をくだり
2日目のゴール目前

なんど泳ぎたいと思ったか
大きな雪渓の融水でできたヒサゴ沼透明度は言うまでもなく
昨年10月に改修されたばかりの避難小屋
夕刻には対岸の雪渓に熊の親子が宿泊者総出で見守ります
今夜は小屋泊組から一人離れてテン泊自然を感じるテントでの一夜も小屋泊に負けず魅力的
3日目
ヒサゴ沼避難小屋-化雲・ヒサゴ分岐-五色岳-クチャンベツ登山口

朝焼けを焼き付けながらの朝食が終わるといざ帰路に
化雲分岐から五色岳に向かいます
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お昼前に下山完了
黒岳温泉で汗を流し今回の山行は終了
お疲れ様でした
長くなってしまいましたが
それだけ中身の濃い3日間
重なる部分もありますがダイジェストです
お時間があればご覧ください
白石店 國本