2月23日・24日に上ホロカメトック山で行われた
第17回ウインタークライマーズミーティング2025 in カミホロ
に参加してきました!

ウインタークライミングとは、
いわゆる冬季登攀、冬壁を登るのが大好きなアルパインクライマーが全国から集まり、
普段一緒登ることのないクライマー同士が
ロープを結びあいルートを登り、交流をするイベントです。
2008年に日本を代表するアルパインクライマーである
馬目弘仁氏と横山勝丘氏が
日本のアルパインクライミングシーンを活性化させようという考えの下にはじまりました。
これまで、米子不動や足尾、御在所岳、明神岳など冬
期登攀の対象となる壁や岩場がある全国各地の山岳地帯で開催されています。
アルパインクライマーなど数人が世話人となり、
全国の山岳会や山での繋がりを通した呼びかけて、
20人を越える参加者が集まりました!
さて、ちょっと前置きが長くなりました。
まずは初日。
僕も含めた多くの参加者は
既に前日からカミホロ入りしておりましたが6時に駐車場に集合。
世話役のクライマーのあいさつの後、あらかじめ決められていたパーティごとに行動開始です。
こんなにアルパインクライマーがカミホロに集うのもまた壮観ですね。
天気はややガスが多かったですが、風もなくカミホロにしては好条件と言うべきコンディションです。
基部から目立つ凹角へと取り付きました。
一ピッチ目はKさんリード
中間部からアックスが決まらず、恐ろしいルートでした。
フォローが精一杯・・・。
ここはMさんに行ってもらいました。
落ち着いてこのセクションをこなすのはさすが。
KさんもMさんも若くてバリバリのアルパインクライマーでした。
実際は今まで登られていたのとは
少し違うラインだったようです。
若い二人に引っ張り上げてもらったような感じになりましたが、
楽しく登ることが出来ました。
日本各地、そして日本を飛び出して活躍しているアルパインクライマー達。
みんなそれぞれ個性的で熱い情熱をもってギラギラしているのが印象的でした!
次の日もあるのですが夜遅くまで楽しい
交流会が続きました!
前日の交流会中にそれぞれ登りたいルートが合うメンバーを探し
パーティをが組まれまた。
僕は、前日も一緒に登ったKさんと同じ北海道から参加している
N川さんと組みました。
N川さんは僕よりも年上ですが、
現役バリバリで北海道のアルパインクライマーのレジェンド的な存在です。
正面壁のチムニールート、ファインガーファイブルートを登るパーティを
見つつ僕らが目指したのは・・・。
N川さんにお勧め頂いた
「コップ状ルート」
ここも僕にとって初めてのルートでした。
1ピッチ目をリードさせてもらいました。
そんなに難しくはなかったのですが、
ランニングが取りにくく、
少し時間がかかってしまいました。
昨日頂上には行かなかったKさんにとっては初めてのカミホロ!
写真はありませんが、十勝岳ばもちろん、
東大雪の山々まで見える最高の天気でした!
頂上と上富良野岳の間のルンゼから下りました。
ここの下りは右に迫力ある正面壁、左は八つ手岩
を見ることが出来てその迫力に圧倒されます。
参加者みなさんそれぞれのルートを登りカミホロを堪能したようでした。
皆さん楽しそうに登っていました!
どの参加者も
山への意欲、情熱、意識が高く、
僕にとっても、とても刺激になりました。
色々んな方とのつながりも増えて
僕もまだまだ、登り続けたい
と改めて思いました。
こんな素晴らしいイベントを運営してくれた
発起人の方々と参加した全てのクライマーに感謝です!
なお、今回のWCMは弊社の他に
(公社)日本山岳会・スポーツクライミング協会、(株)ゴールドウイン、
北海道山岳・スポーツクライミング連盟、北海道中央地区勤労者山岳連盟、
旭川山岳会、札幌山岳会
から協賛を頂きました。
ありがとうございました。
秀岳荘白石店 登山売場小山田