(今更ながら)冬のオプタテシケ山 其の壱

こんにちは、白石店スキー売場のK山です

街中にいるとすっかり季節は春ですね

その陽気に気も緩んですっかりブログもサボり…

いやいや忙しくて?ご無沙汰でした(汗)

そんな気持ちをピリッと引き締めるべく、

時間を2か月ほど巻き戻した山行をお一つ。

ご清聴いただければ幸いです。

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時は2025年3月、兼ねてから胸中に秘めた

”冬のオプタテを正面から登り、シュートを滑走する”を成就すべく

中央稜A壁から登攀して、狐客沢川右股源頭のシュートを滑走プランを企てた私。

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1日目、白金温泉側の両泉橋から出発。

滑走用具に加えて登攀装備、宿泊装備の入ったザックは30kg近くになった。

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今日はテン場までなので、ゆっくりゆっくりと宿泊地目指して歩く。

小春日和のこの日はひたすら気持ち良く、両肩に食い込むザックの重みも少し和らぐ。

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林道と付き川つ離れつして水無川とポン水無川を越え、狐客沢川沿にに少し上がって1150の針葉樹林帯でC1。

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今回容量の大きなインフレータブルマットを膨らますのに役に立った
FLEXTAILの「TINY PUMP」
非常にコンパクトで荷物にならず
呼気で膨らまさずに済むので内部で湿気が凍ることも無い。
LEDランタンやモバイルバッテリのー機能もあって中々の優れものです。

幕営を終えるとオプタテ西尾根を1400付近まで登り、中央稜と右股源頭の様子を偵察に行く。

写真でちょっとブランクだった滑走ラインに、崖なども無さそうだな。

帰りはテン場に向かってメロウな斜面を夕焼けライド。

山中泊ならではの贅沢な一本だった。


装備が重いので夕食の食材は至って平凡

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この日は風もなく穏やかで、夜は満点の星空を眺めての快適なテン泊となった。

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明日は良い1日になりますように…ZZZ
(其の弍へつゞく)