日高と言えば1839峰!へ行ってきました! 2023.07.16 こんにちは、白石店登山売り場の小山田です。 7月4日~5日に来年、再来年に予定しているパキスタン遠征(遠征についてはまた別の機会に書きたいと思います。)のメンバーと共に日高の1839峰へ行ってきました! 1839峰は主稜線から外れているものの 鋭い山容は日高のどこの山から見ても目に付く美しい山です。 周囲も険しい沢で覆われていますが、 今回は体力トレーニングという事で登山道を使って一泊で行ってきました。 初日は中札内村の札内ダム奥の登山口からコイカクシュサツナイ岳に登りさらにヤオロマップ岳進み、ここでテント泊をする予定です。まずはコイカクシュサツナイ川を2時間ほど沢沿いに歩きます。特に難しいところはありません。上二俣到着。ここで沢靴はデポして、登山靴に履き替えます。ここから急峻な尾根付けられた登山道を登ります。標高1719mの通称『夏尾根の頭』まで標高差約1000mなのですが、北海道でも3本の指に入るほど(と勝手に思っています)の急な登りがひたすら続きます。多くはありませんでしたが尾根上にもきれいな高山植物が咲いていました。ようやく稜線が見えてきました。出発時は晴れてましたが次第にガスが出てきました。この後、簡単な岩稜帯が出てきます。夏尾根頭に着きましたが、残念ながらガスで眺望なし。晴れていれば目の前に1839峰が見えるのですが・・・。眺望はありませんでしたが、綺麗なお花畑が歓迎してくれました。まずは1個目のピーク、コイカクシュサツナイ岳に到着。ここは軽く休んで先を急ぎます。ここからハイマツの戦いながら進む登山道となります。踏み跡はしっかりしていますが、時折飛び出てきているハイマツが足をぶつけると目が覚めるほど痛い!ヤオロマップ岳頂上に到着!このころには雨になっていました。若い3人はコイカクシュサツナイ岳から2時間ほど、ゆっくりの後続は3時間ほどでした。頂上すぐ近くでテントを張ります。ちなみに水場は事前の情報通り東側に100mほど踏み跡をたどるとありました。往復20分くらい。夕食はシカ肉を使った青椒肉絲!鹿肉はメンバーのY君が冬に仕留めた鹿です。僕も狩猟をしているのでこの冬は一緒に鹿猟にも行こうと計画しています。テントに入ってしばらくは雨が降っていましたが、夕飯を食べている頃から雨が上がり、雲の切れ間に日高の山々が見えてきました!1839峰も綺麗に見えます!明日の晴天を大いに期待してシュラフに入りました。2日目。静かな雲海と朝陽。日高の稜線でテント泊。本当に幸せです。さあ、朝陽を浴びて出発!!気合が入りますね!奥にあるのが1839峰。アップダウンもあり、遠い道のりです。この日も可憐な高山植物が見れました。それにしても遠い・・。昨日の疲れもあってかペースが上がらない・・・しかし、若手3人は元気にどんどん進んでいきました。登山道はこんな感じのところも・・試練が続きます。あと、もう一息!最後の急登が待ち構えます!ようやく辿り着きました!1839峰!昨日から一転素晴らしい晴天からの頂上からはカムエクやペテガリなど日高の山々がよく見えました。何度も来てますが本当にいい山です!!帰りは足元まで伸びる険しい沢を見ながら、沢屋の血が騒ぎますね!長き帰路でしたが日高の山を見ながらそれぞれのペースで下りました。最近では日帰りで1839峰まで行く方もいるようですが、稜線でテント泊して日高の山にどっぷり浸かるのが僕は好きですね~。最後は先に上二俣まで下りた元気な若者二人が沢に入ってトレーニングをしている様子です。何のトレーニングかは不明です・・・。今回は6人でと言う少し多めの人数でしたが、楽しいテント泊もできてとても良いトレーニングになりました。また遠征の概要と共にトレーニング山行の様子をアップしていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。白石店登山売り場・小山田/ウエア売り場・宮崎 タグ: 秀岳荘白石店 登山 みんなの秀岳荘白石店をまとめ読み Tweet « 前のブログへ ブログ一覧 次のブログへ »