「ピラトコミ山」を知っているだろうか。
私は知らない、知らなかった。
今はピラトコミ山を知ってる男になったと言えるかもしれない。
秀岳荘閉店後に、そのまま皆で出発。
札内川ヒュッテで前泊。
翌朝ピラトコミ山に登る、というプランです。
コースは、
札内川ヒュッテから少し先のゲート前まで車で移動。
林道ゲートから七ノ沢合流点の少し先のゲートまで自転車。
ゲートから歩きで山頂のピストンコース。
登りの距離は短いものの、獣道程度の踏み後しかない急登でした。
ギリギリでしたが、何とか積めてお留守番にならなくて安心です。
死にかけたテントウ虫が多くいましたが、屋根と壁があればホテルです。
今晩から朝にかけて土砂降り予報。すでに雨模様ですがどうなることやら。
6時に起きて出発です。
今回は4人パーティ。
みんなMTBで約7kmのるんるんサイクリング。
達人小山田はぐいぐい進んでいきます。
写真は帰りで撮ったものです。
大きな渡渉ポイントはここだけ。
前日の雨で水量が多いのか、膝上なので裸足で渡りました。
もちろん登り納めの予定です。
今年はパドリングばかりだったので、久しぶりの登山は前モモにきますね。
水とおやつとレインウェアくらいしか持ってきてません。
トレッキングポールは現地調達です。
相棒と名付けました。
きっと昔の人もお伊勢参りで拾った棒を相棒と呼んでいたのでしょうね。
少し沢を登ってからピンクテープを頼りに取り付きましたが、グレーの点線位置から登ってる人もいるようですね。
達人が先頭を歩いてくれてたので助かった登山でした。
尾根沿いに登っていくので道迷いしにくいですが、木や笹をつかみながら登ってると四足獣に憧れました。
山頂名も付かない、「1832」など達人がいう4ケタの数字を聞きながら、縦走路に思いを馳せます。
しかし4人で休むには狭すぎて軽くご飯を食べて下山。
と思いきや、下りすぎて尾根から外れてしまったり。
コースを逸れると斜面はよりキツく、トラバースも覚悟が必要で、登りはじめには大変でした。
水量はありませんが良さそうな沢で、雨の後なら川下りもできるのではと考えてしまうカヤック脳。

外観からは想像ができない広く洒落た内装、町の銭湯が落ち着く私にとっては浮足立ってしまう雰囲気。
どこか洋風で、温泉よりも「スパ」なイメージでしたね。
おかげさまで、とても良い登山になりました。
久しぶりに感じる筋肉痛で階段の上り下りが大変でした(笑)
カヌー売場 加藤