
こんにちは。秀岳荘白石店の藤田です。
先日のお休みに小野社長と白石店竹内マネージャーと加藤と藤田と友人の5名で、
夕張山地にある芦別岳と夕張岳の中間に位置する『ニレシ岳』(通称夕張マッターホルン)1415m峰に
登ってきました。登山をする人なら一度は登ってみたい憧れの山です。
夕張マッタ―ホルンは、正式な山名というより、山容がスイスのマッタ―ホルンに似ていることからついた愛称のようです。
※写真を並べてみましたので、雰囲気をお楽しみください。
札幌の街から見ると、芦別岳と夕張岳の間に鋭く突き出すあのピークが、夕張マッタ―ホルンです!
みんな何年越しの~憧れの~夕張マッタ-ホルンへいざ出陣!

ルートはこんな感じです。
【総距離】28.8km 【登り】1365m 【下り】1365m 【行動時間】約15時間
夕張岳金山コース登山口手前からポントナシベツ川方面へ歩き、結梗川を詰めて登ります。
結梗川までの林道歩きが片道約8kmと長い‼そこから山頂まで6㎞で片道の距離は約14㎞です。
この林道を歩ききれるメンタルが必要で、また、いかに靴擦れを起こさずに歩けるかが、カギとなります。
みんなこの長い道のりを歩ききれるでしょうか。

出発が早朝と言う事で、登山口で前泊しました。
小野社長と竹内は車中泊、加藤はテント泊、藤田はツェルト泊をしました。
今まで設営の練習しかしたことがなかったので、実際に寝ることはしたことはありませんでした。
この日は、無風で満天の星空で、ツェルトの練習日和だろうというのも実行した理由です。

ツェルトの中の写真です。
シュラフは、モンベル#1(快適温度-3℃、使用可能温度-10℃)をチョイスし、シュラフカバーは使用なし!
床にテントのグランドシートとレジャーシート、マットが厚みのない物をチョイスしてしまったので、床から伝わる冷気が冷たかったです。次回までにはマットを新調したいと心に決めました。

登山当日の天気です。まさに登山日和。夕張マッタ―ホルン日和ですね。
※後日、テレビの画面をスクリーンショットしました。
どんな一日になるのでしょうか。ワクワクがとまらない。

AM:4:20 登山開始です。
ヘッドライトを照らして歩きます。

歩き始めてまもなく、鹿よけのゲートが登場!
積もった雪が邪魔をして、ゲートの扉が開きません(汗)
扉と扉の隙間をすり抜けて通過しました。

本日は行程が長いため、全員がそれぞれ軽量化を図りました。
あるスタッフはザックを小型のものに替えたり、ほぼ歩きのルートということもありゴーグルは持たずサングラスのみにしたり、晴天予報のため厚手の防寒着を持たないなど、必要のない物は省いています。
何を持っていくかは本人次第です。
ただし、装備を省きすぎて、万が一の際に対処できなくなるのは本末転倒です。みなさまご注意ください。
竹内は、軽量スキーにステップソールで、足回りを軽くして体力温存を図ります。しかし、ステップソールは、気を抜くとすってんころりん⁉合計3回くらいコケてました。(笑)

1時間30分くらい歩いたところで、空が明るくなってきました。
明るくなってくると安心ですね。気持ちも上がってきました。

今回も疲れる前に『WGHPro』(ウィグライプロ)を摂取します。グルタミン酸で筋肉の疲労回復を期待します。

桔梗川の橋から川沿いに歩きます。
ここから予期せぬ地獄がスタート!なんと渡渉祭りでした。
左岸寄りに歩く予定でしたが、雪が繋がっていません(汗)

加藤、渡渉失敗!
スノーブリッジに…スキーが刺さる(笑)

スノーブリッジが無い箇所は、スキーを脱いで渡渉しました。

作業道が崩れていたので、スノーブリッジを繋いで歩きます。

本日の核心①桔梗川のトラバースポイント。
スキーは、エッジが噛んでスイスイ。

スプリットボードの私は、ボードアイゼンを使いながらヒヤヒヤトラバース。

難関を乗り越え、沢を詰めて、標高を上げていきます。
雪は、春の雪でザクザクです。

標高1110mのところで、眺望がよくなってきたので大休止。
後ろにそびえるのは、芦別岳と鉢盛山。
今日は行動開始が早い分、とてもお腹が空きます。エネルギー切れになる前にモグモグ...。

標高1200mになると夕張マッタ―ホルンがカッコいい姿を現しました。
テンションが上がります⤴⤴
次回は、この広い台地でテントを張って泊まってみたい。

夕張マッタ―ホルンの取り付く手前で、スキー&スプリットボードから、アイゼンとピッケルにモードチェンジを行いました。ここから150m程の急な登りが始まります。デポ(一時的に置いておく)したスキーたちは、天日干しでシールを乾かしておきました。この日は、しっかりとシールは乾いていました。
目指せ山頂へ!

斜度を測るのを忘れたのですが、かなりの急登です。
雪が溶けてザクザクで、ズボズボ足が入りました。数人歩けば階段のようになり、歩きやすかったです。
しかし、雪が硬い場合は、アイゼンの刃が噛まなくて滑落の恐れがあるので注意が必要です。
我々の前に先行者がおられて、トレースを頂戴し、楽に登らせていただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

後を振り返り、後続メンバーを見つめる。
一気に登って来たなあ~。

実は、小野社長は林道8㎞の時点で小指に靴擦れができてしまい激痛にたえながらの登頂❣
さすが小野社長‼強靭なメンタルとすごい忍耐力です‼

憧れの夕張マッタ-ホルンにみんなで登頂することができて感無量です❣
すでに14㎞歩いているのに山頂では、疲れが吹っ飛び、みんなこの笑顔です。

夕張岳をバッグにパシャリ❣

さあ~下山開始です。
ここから間もなくして、後ろ向きで安全に下りました。

最後の登りは、この様なルートで歩きました。なかなかの高度感でした。

150mを一気に登って、あっという間に下ってきました。
小野社長が使用したスキーは、スノーハイクステップソールで、山スキーのテックビンディング使用モデル。
ステップソールは、緩やかな斜面ならシールを付けないで登ることが出来ます。下りにある登り返しは、
少しくらいならシール不要!
ここから本領発揮です。スノーハイクのスキーシールは、工場オリジナル取り付けシールを着用。

スプリットボードの私は、平坦な所はシールを付けないと歩けません。
地形を見ながら、スプリットボードを滑走モードにして滑降し、ウォークモードに切りかえてシールをつけて歩くを繰り返して下ります。

下りの結梗川のトラバースです。
帰りは、雪が緩んでいると予想して、安全を考えて、私だけは板を担いでアイゼンとピッケルで歩きました。
他のメンバーは、スキーでそのままトラバースしました。
ここで滑走用具の違いを感じました。スキーは機動性が高くてうらやましい。
でも、私はスプリットボードで歩きます。

下りは、崖を登って作業道に乗り込み、渡渉を回避しようと作戦をたてましたが...。
竹内一人登っただけで雪を崩れしまった。
加藤は、あきらめずにツボ足で登りました。
残り三人は全員登れないと判断し、登れないメンバーは渡渉を選びました。

もちろん、藤田も渡渉を選びました...
ツボで渡渉をしたら...案の定、片足ドボン(泣)
スプリットボードを装着して歩けばと後悔しました。トホホ。

スノーブリッジもクリアして、あと林道歩きが約8㎞です。
スキー陣は、シールを着用せず歩きました。スプリットボードは、シールを装着してテクテク歩きました。
写真は、夕張岳金山コース登山口方面とポントナシベツ川の分岐です。まだあと約3.5㎞!
そろそろ日が暮れるので、寒さ対策でアウターを着用して、ヘッドライトを準備しました。

林道を歩き過ぎて、足がしびれてきましたが、ゴールまではあと少し‼
私は、下山の楽しみに車中に炭酸飲料とご褒美アップルパイを準備しました。
頭の中はご褒美でいっぱい(笑)
ゴール付近に近づくと街の灯りが、ゴールの場所を知らせてくれました。
みんな無事に念願の夕張マッターホルンを歩くことができ達成感と満足感でいっぱいです。
疲労感は、いい余韻を残してくれました。
そして、忘れてはならない明日のためのリカバリー「WGH Pro」をまた一袋摂取しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
秀岳荘白石店 藤田
【ご紹介した商品】

SNOW HIKE スノーハイク
冬の野山を歩き回ることが出来るスキー、スノーハイクです。滑走面は3種類(ノーマルシール・ロングシール・ステップソール)。それぞれで登坂力や滑走性に違いがあります。
ゆっくり「山」を堪能したい人にとって、スノーハイクはマストアイテムとなるでしょう。

ウィグライプロ WGHpro
運動後のリカバリーに役立つスポーツサプリメント。登山や運動の前後、運動中に1日1-4本を目安に飲むことで、翌日に疲労を残しません。
登山は体力だけでなく、普段の生活リズムや食生活の積み重ねが意外と影響するので、山に行かない日こそ“整える習慣”
特にロングトレイルや早朝出発の山行は、普段の調子がそのままパフォーマンスに直結するから、日々のケアは欠かせません。