3D WHISTLE 2gへの想い
「このサイズこの軽さなのに、小さい力で大きな音が出る」
ホイッスルに求められる機能を、ここまで高度に実現したプロダクトが存在するのか。
という驚きが3D WHISTLE 2gに対して思い続けている感情でした。
スタッフ全員が仕入れを担当するバイヤーというのが秀岳荘であり、スタッフごとの色が出るのが秀岳荘です。
私が秀岳荘に入社して、どうしても仕入れたかったのがこのホイッスルだったりします。
というのも、「このホイッスル良すぎるんだけど、みんな持った方がいいよ?このホイッスルは3Dプリンターで作っててにきしつ・・・」と早口で推しの良さを語りだすオタクのようになってしまうほどに惚れたギアだからです。
アウトドアをする人でも、ホイッスルは普段から持っていない人も多く、チェストストラップバックルについたホイッスルだけの人もいるでしょう。
実際にホイッスルを吹いて、商品の差を比べた人は少ないのではないでしょうか。
音の小さすぎるもの、上手に音の出ないもの、咥えにくいもの、大きくて邪魔なものなど、比べると不満が出てくるギアなのです。
日ごろ、パドルスポーツをしていて水上の超定番と言われる音の大きなホイッスルは存在しますが、力を込めないと音の鳴らないのが悩みでした。
そんな中で、3D WHISTLE 2gは驚くほど弱い力でも大きな音が鳴ってくれるのです。もちろん濡れていても。
個人的には2つのライフジャケットと、登山や渓流釣りで使うサコッシュに3D WHISTLE 2gを付けています。
1つの3D WHISTLE 2gを使いまわすとつけ忘れがちですが、つけっぱなしにすれば忘れることはありません。
せっかくカラーバリエーションの豊富なホイッスルなので、気分で服を選ぶように、アクティビティでホイッスルの色を選ぶのも面白いでしょう。
大きな音のするホイッスルはどれもサイズが大きくなりがちで、毎回使うわけでもないのにバックパックやサコッシュに付けておくには邪魔すぎます。
3D WHISTLE 2gは名前の通りわずか2g。実測で2.00gです。
持っているのを忘れる軽さで、トレランやアドベンチャーレースでも使われることの多いモデルです。
どこに付けても邪魔になることはなく、金属パーツがないので他の道具と当たって気になることもありません。
それでいて音の大きさも他のホイッスルを凌駕します。
北海道的には、見通しの悪い登山道や渓流釣りでの熊対策やカヤックなどウォーターアクティビティでのレスキュー用品、バックカントリースキーやスノーボードでも必携アイテムとして、秀岳荘でも定番ホイッスルになってくれています。
しかし、安全意識の高い人以外はホイッスルを持つという考えが無い方も多いようです。
MIYAGEN Trail Engineeringの宮﨑さんの開発エピソードでは友人が谷底への滑落者を救助したエピソードですが、
ホイッスルは使うことの多いエマージェンシーギアだと思っていて、ほとんどのアウトドアユーザが持つべきアイテムだと思っています。
どうすればこの名品ホイッスルを知ってくれるのか。
そう考えた時に、お土産やプレゼントとしても使える可愛いデザインにしようと考えました。
そして生まれたのが、秀岳荘限定3D WHISTLE 2gです。
3D WHISTLE 2gが好きな私が、限定カラーの3D WHISTLE 2gを欲しかったという理由でもあるんですが(笑)
ホイッスル本体は、北海道の大自然をイメージした水色、白、黄緑の積層デザインにしました。
実は秀岳荘の看板が同じ配色だったりします。
北海道を代表する羊蹄山と旭岳をパッケージデザインにしました。イラスト担当は秀岳荘スタッフです。
景色の雄大さ、アクティビティの多様さのある二つの山で、知名度も高いため道外の方へのお土産にも良いでしょう。
名刺サイズのパッケージは捨てずに、ぜひ名刺入れや机にでも飾ってあげてください。
スペック
重量:2g
材質:ASA/ABS
サイズ:縦9mm,横51mm
音量:120〜135dB
開発ノート
MIYAGENのホイッスルは
・ストラップサイズ
・超軽量
・2気室
・大音量
この4つの要素にこだわりました。
最近はトレイルランニングの大会ではホイッスルはレギュレーションの場合があります。しかし市場の笛は重たく音が鳴りにくいものばかりでした。
この商品は3Dプリンターの強みを活かして金型では不可能な設計をしています。2gという重量であっても約120dBという音が出るようになりました。
断面は飛行機の翼のように曲線を描き、空気の流れを整えて音を引っ張り出しています。
ストラップタイプのホイッスルの場合、1気室ホイッスルが主流となります。しかし単調な音となるため自然に紛れてしまいます。
3D WHISTLE 2gは2気室構造にこだわりました。2気室にすることで音が振動し聞き取りやすい特徴的な音になります。
2気室構造の問題点として生産方法の制約で大きく重たいホイッスルが一般的でした。しかし3Dプリンターで量産することで不可能であった構造を採用して・ストラップサイズ・超軽量・2気室・大音量の4つの要素を実現しました。
エマージェンシー用に常に持ち歩くことを想定して3mmスリット穴のストラップホールを設けております。